両親はスペイン系フランス人。高校卒業後、パリの演技学校で演技を学び、TVや舞台に出演。この時助監督をしていたリュック・ベッソンと知り合い「最後の戦い」に出演。その後の「サブウェイ」では既に一部の映画ファンから注目されていた。そして「グレート・ブルー」のエンゾ役で完全ブレイク。以降はベッソン作品の常連として活躍。「レオン」の主人公は「ニキータ」の“掃除屋”のイメージを膨らませて製作されたが、そのきっかけとなったのは、やはり彼の個性と風貌の成せるワザであろう。「フレンチ・キス」あたりから本格的にアメリカに進出し話題作に出演、今もっとも人気の高いフランス人男優としてオファーが絶えない。06年、女優のゾフィア・ボルッカと結婚。既に4人の父でもある。尚、宮崎駿監督の「紅の豚」フランス版では主人公の吹き替えを担当した。
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