Andrzej Wajda

Andrzej Wajda

バイオグラフィー

■第二次世界大戦中はレジスタンス活動に従事、戦後は絵画を学び(美術に関心を持ったきっかけは日本美術だったとか)つつ、国立映画大学演出科に入る。助監督を経て54年の「世代」で監督デビューを果たす。続く「地下水道」、「灰とダイヤモンド」とあわせて“抵抗三部作”と呼ばれ、反ナチズムを核に据えつつもスターリニズムによるポーランドの悲劇を暗示したものだった。以後は文学の映画化や虚空の世界を描くようになるが、81年の戒厳令で映画人協会会長の座を追われ、祖国での映画製作ができなくなり、フランスやドイツの協力で作品を撮りつつ、86年の「愛の記録」でポーランド映画界に復活した。一度目の結婚で二人の娘がいる。16年10月、病に伏していたが90歳でこの世を去った。

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